JR静岡駅南口広場の再整備 自家用車の乗降スペースの拡張案など示される
静岡駅南口広場の再整備について話し合う、3回目の検討委員会が28日開かれ、静岡市は、南口広場の利用状況調査を踏まえ、自家用車の乗降スペースの拡張案などを示しました。
静岡駅南口の駅前広場は、バスとタクシー乗り場が混在し、乗降スペースの不足などが課題となっていて、静岡市は、現状の広場を再整備する方針を示しています。
28日開かれた3回目の検討委員会では、南口広場のバスやタクシーなどの必要規模が算出され、議論が進められました。その中で市は、タクシーの待機スペースが現在25台分あるのに対して、使用状況調査から15台程度に減らすことが可能とした一方、一般車の乗降スペースは、現在の7台分から18台程度へ増やすことを目指す方針を示しました。
委員からは「タクシーの待機スペースを減らしすぎではないか」という意見も出ましたが、台数については、今後も協議していくことになりました。
静岡市は、静岡駅南口広場の再整備について、2030年代前半の供用開始を目指していて、検討委員会は、2024年度中に「再整備基本計画」をとりまとめる方針です。