【金谷駅に続き…また】JR東海道本線・寝台特急が富士駅で“オーバーラン”「運転士意識一時的低下」原因か
27日、JR富士駅で、東海道本線の下り寝台特急がオーバーランしました。原因は運転士の意識が一時的に低下したためとしていて、オーバーランによるけが人はいませんでした。
27日、午後11時50分ごろ、東海道本線・下りの寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」が富士駅に停車する際、オーバーランを起こし、本来の停車位置から約350メートル先で停止しました。JR東海によりますと、原因は、列車を運転していた36歳の女性運転士の意識が一時的に低下したためということです。
この運転士は6年6か月のキャリアがあり、始業前にアルコールも検出されておらず、病気などもないということです。この列車には約300人が乗車していて、オーバーランによるけが人はいませんでしたが、次の停車駅となる静岡駅には11分遅れて到着したということです。
JR東海では、3月16日にも、運転士の居眠りにより上りの普通列車が金谷駅でオーバーランを起こしていて、JR東海は「指導を徹底するとともに再発防止に努める」とコメントしています。