アメリカの財団 石川・七尾市の一本杉通りを視察 被災の歴史的建造物保護へ
1日に七尾市を訪れたのは、ニューヨークに本部を置くワールド・モニュメント財団の一行です。
この財団は、存続が危ぶまれる世界の歴史的建造物などを独自に文化財に認定し、修復、保存活動の支援を行っています。
ことし1月には世界25カ所が選定され、日本からは「能登半島の被災文化財」が選ばれました。
この日は七尾市の一本杉通りを視察し、地域住民らがジオラマなどを使って復旧の現状を説明しました。
ワールド・モニュメント財団 ベネディクト・ド・モンロール理事長:
「地元の人たちと地域社会が一緒になって一生懸命活動している姿が印象的でした。こういう商店街を復興させるには多くの人たちの支えが必要」
今後は、今回の視察の結果などを踏まえたうえで、財団による支援が決定されるということです。