【リニア】水資源に影響した場合の対応巡り県議会で質疑…知事「補償等の対応を担保する必要ある」(静岡)
静岡県議会の9月定例会は各会派の代表質問が始まり、自民党会派は、リニア問題について水資源に影響が出た場合の対応を鈴木知事に問いました。
26日の県議会では、自民改革会議の小沼議員が、リニア新幹線の水問題に関して「水資源への影響は何十年も後に発生する可能性がある」と話し、影響が出た場合にどう対応するのかを質問しました。これに対し鈴木知事は…。
(鈴木知事)
「将来水資源の利用に影響がでた場合に備え、補償等の対応を担保しておく必要があると考えます」「あらかじめJR東海との間で影響の評価方法や回避する対策、補償の内容を定める協定等を締結し、その際には、国の関与もしっかりと引き出していくことが必要と考える」
JR東海との補償に関する協議の進め方は、「大井川流域の意向を踏まえて検討する」と話し、リニア推進に向けては、「対話をスピード感もって行い、県民が納得できる結果にする」と答弁しました。