×

【飲食店経営者遺体損壊・遺棄事件】警察は会社役員の男とアルバイト店員の女を男性経営者殺害容疑で再逮捕(静岡)

2025年1月22日 17:12
【飲食店経営者遺体損壊・遺棄事件】警察は会社役員の男とアルバイト店員の女を男性経営者殺害容疑で再逮捕(静岡)

静岡市の飲食店経営者の遺体が損壊、遺棄された事件で、警察は、31歳の男と犯行当時19歳の女を殺人の疑いで再逮捕しました。

殺人の疑いで再逮捕されたのは、会社役員の鈴木聖人容疑者(31)と犯行当時19歳だったアルバイト店員の女(20)です。

警察によりますと、2人は、2024年の6月23日、静岡市内で、何らかの方法で飲食店経営者の仁藤貴之さんを殺害した疑いがもたれています。仁藤さんは静岡市の繁華街で複数の飲食店を経営していて…、鈴木容疑者は仁藤さんの会社で役員を務め、女は鈴木容疑者らが経営する飲食店で、かつてアルバイトとして働いていたといいます。

(知人の談話)
『仁藤さんが指示役で鈴木容疑者が“キャッチ”の統括をする上司と部下のような関係だった』

再逮捕された2人は、静岡市の河川敷で仁藤さんの遺体を焼き、掛川市の山林で電動のこぎりを使い遺体を損壊、藤枝市の山林に遺体を埋めたなどとして12月に逮捕され、起訴されていました。

また、遺体の遺棄には、仁藤さんが日常的に使用していたワゴン車が使用されたとみられ、車内から血液反応が確認されたことも分かっています。警察は、12月下旬にも、遺体が遺棄された藤枝市の山林で遺留品などを集中的に探すなど捜査を続けていて、22日、2人を殺人の疑いで再逮捕しました。

仁藤さんの遺体は司法解剖が行われましたが、死因については分からず、警察は2人の認否を明らかにしていません。今後の捜査で、2人の犯行の役割などについて明らかにする方針です。

最終更新日:2025年1月22日 17:12