「新たなリンク建設を」アイスホッケーの団体らが約3万人分の署名を副市長に提出 5月に県内唯一のスケートリンク閉館で“苦労”(浜松市)
静岡県内唯一のスケートリンクが閉館したことをうけて18日、アイスホッケーの団体などが新たなリンクの建設を求める署名を浜松市に提出しました。
浜松市中央区にあった浜松スポーツセンターのスケートリンクは老朽化や電気代の高騰をうけて2024年5月、58年の歴史に幕を下ろしました。18日、静岡県アイスホッケー連盟などは約3万人分の署名と、子どもたちが「スケートをやりたい」という願いを込めた34枚の絵を浜松市の山名副市長に手渡しました。
県内唯一のスケートリンクが閉館したことで、アイスホッケーの選手などは車で約1時間かかる愛知県豊橋市のリンクまで通っているということです。
新たなリンク建設の要望をうけ、山名副市長は「浜松市が整備するのは難しいが、皆様の強い思いを受け止めて、広域の自治体でどのような対応ができるか検討したい」と述べました。