台風10号で土砂崩れ。国が工事費用を算定する「災害査定」実施(浜松市)
5日、台風10号の影響で土砂崩れが発生した浜松市天竜区の現場で国が工事費用を算定する「災害査定」が行われました。
浜松市天竜区渡ケ島では8月の台風10号による大雨の影響で幅25メートル、高さ30メートルにわたって土砂崩れが発生しました。
5日は必要な復旧費用のうち国が負担する金額を算定する「災害査定」が行われ県の職員らが国交省と財務省の担当者に現在も2世帯の住民が避難する状況などを説明しました。
県は、復旧費用についておよそ1億6000万円を申請していて来年3月までの工事完了を目指しています。
(県浜松土木事務所菅沼忠嗣天竜支局長コメント)
「(避難世帯が)早く家に戻れるように早期復旧をすることが自分たちの使命だと思っています」
台風10号の災害査定は県内62か所で今月8日まで行われる予定で申請額は合わせておよそ29億円となっています。