【落石から1か月】寸又峡温泉「夢のつり橋」につながる道が18日再開…監視員配置し紅葉期へ(静岡・川根本町)
9月18日に落石で通行止めになっていた川根本町・寸又峡温泉の夢のつり橋につながる道が、あす10月18日、1か月ぶりに通行できるようになりました。
9月18日に起きた落石では、観光客や工事関係者など34人が一時孤立状態になり、県警などのヘリで救助される事態となりました。町は、17日までに復旧工事などを完了し、安全確保のめどが立ったとして、18日の通行再開を前に、17日、町長らが現場を訪れて復旧状況を確認しました。
(川根本町 薗田 靖邦 町長)
「早く(工事を)やってくれたので本当にありがたい。紅葉シーズンの前に通れるようになり、ありがたい」
一方、落石による観光への影響は大きかったと、地元の人々が通行再開に期待を寄せています。
(寸又峡観光事業協同組合 望月 孝之 理事)
「宿泊客がちらほらおいでになる状態で、本当に商売やっている方が大変苦労された1か月だったと思います」「待ちに待ったありがたいオープンだと思います」
18日からは、落石現場に安全監視員を置き、朝8時から夕方5時まで通行可能となります。夢のつり橋はこれから紅葉の時期を迎え、12月前半が最も色づく見通しです。