一部の生徒がスマホで撮影 中学校で個人情報を紛失 学習状況や友人関係を記載 札幌市教委
札幌市教育委員会は、市内の中学校で生徒の個人情報を記載した資料を紛失したことを公表しました。
資料には生徒の家庭状況なども書かれていて、一部の生徒が閲覧したということです。
(札幌市教育委員会 佐藤圭一学校教育部長)「深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」
札幌市教委は24日に会見を開き、北区のあいの里東中学校で先月10日、生徒の個人情報を記載した資料を紛失したことを明らかにしました。
資料には1年生の生徒267人の氏名のほか、学習の状況・友人関係・家庭状況・学校生活の配慮事項などが記載されていたということです。
紛失から8日後に保護者から「子どもが体育館のステージ上で資料を見たと話している」という旨の連絡があり、学校側が資料を回収しました。
学校側は生徒十数人が資料を閲覧したことを確認していて、一部の生徒はスマートフォンで撮影していました。
現時点で外部への情報流出は確認されていないということです。