腐敗した鶏肉およそ８トンを会社敷地内に不法に埋めたとして、北海道十勝・中札内村の食肉会社と当時の工場長を含む男４人が、廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されていたことがわかりました。

廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されたのは、中札内村の食肉会社「中札内若どり」と当時工場長だった５０代の男ら４人です。

捜査関係者によりますと、４人は２０２３年９月、道の許可を受けていないにもかかわらず、会社敷地内に鶏肉およそ８トンを埋めた疑いが持たれています。

４人は調べに対し容疑を認めているということです。

当時、冷凍庫の故障によって鶏肉が大量に腐敗していて、警察は４人が処理に困った末に埋めたとみて調べています。

書類送検をうけて、会社側は「信頼回復と再発防止に向けて努めてまいります」とコメントしています。