北海道内で7店舗運営の会社が経営破綻…どうなる「業務スーパー」18日からストも決行
北海道内で「業務スーパー」7店舗を運営する「ケヒコ」が破産申請をしていたことがわかりました。
客からは困惑の声が聞かれました。
(青柳記者)「こちらのスーパーはお客さんでにぎわっていますが、社長を糾弾するはり紙が貼られています」
東京商工リサーチによりますと、道内で「業務スーパー」7店舗をフランチャイズで運営する「ケヒコ」と、その関連会社2社が2024年7月23日、横浜地裁に破産申請をしていたことがわかりました。
負債総額はあわせて4億9208万円にのぼります。
会社の労働組合では、経営者が会社資金を私的流用していたなどとして、7月18日から道内7店舗でストライキを実施していました。
「ケヒコ」の親会社によりますと、7月24日に営業を再開させましたが、仕入れが止まっているため、在庫がなくなり次第、営業を終了するということです。
(客)「便利なのでなくなると困ります」
(客)「経営者は働いている人を守らないといけない。そこをいちばん優先して運転資金を確保しないといけない」
道内にある「業務スーパー」35店舗のうち、「ケヒコ」が運営する7店舗以外は今後も通常通り営業するということです。
「ケヒコ」の親会社は、STVの取材に対し「経営陣と連絡がとれない状況なので現時点でコメントは差し控える」としています。