「どうにかして帰りたい」仙台便に変更し陸路で埼玉へ 台風で114便欠航 北海道・新千歳空港
関東に接近中の台風7号の影響で、新千歳空港から東京方面に向かう空の便が100便以上欠航していて、帰省客や観光客は予定の変更に追われていました。
16日朝の新千歳空港です。
お盆休みのUターンラッシュでスーツケースを持つ人の姿が多く見られます。
しかし、出発を知らせる案内板には台風のため「欠航」の文字がー
(埼玉に帰る人)「きょうの午後3時の便を予約していたんですけど、欠航になってしまったので」
北上する台風7号は、非常に強い勢力を保ちながら時速15キロの速さで関東地方に接近しています。
(宮崎アナウンサー)「お盆のUターンラッシュ、普段は保安検査場の前は長い行列ができますがその姿はありません。ご家族を見送る人もまばらです」
北海道エアポートによりますと、新千歳空港と羽田・成田空港を結ぶ便は、正午時点で114便が欠航となりました。
埼玉から旅行で訪れていたこちらの家族も、羽田に向かう便が欠航になり、落ち着かない時間を過ごしていました。
(埼玉に帰る人)「あしたから仕事なのできょうどうにかして帰りたい。とりあえず仙台便をキャンセル待ちして仙台から陸路でどうにか、レンタカーなり新幹線なり」
待つこと1時間、仙台便に空席が出たことで無事チケットを取ることができました。
(埼玉に帰る人)「取れてよかったです~」
仙台に着いた後は陸路で埼玉に戻るということです。
台風7号はこのあと東北地方に接近する見通しです。