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流行語にもなった“アーバンベア”「住宅街での猟銃」「建物内での麻酔銃」法改正検討へ

2024年4月11日 18:31
流行語にもなった“アーバンベア”「住宅街での猟銃」「建物内での麻酔銃」法改正検討へ

クマによる人身被害が全国で相次いでいることを受けて、国は住宅地でも猟銃の使用を認めるなどの法改正の検討を始めることを決めました。

(環境省 中沢圭一野生生物課長)「東北地方を中心に市街地や集落など人の生活圏へのクマの出没が続きまして、人身被害が過去最多する状況。クマ類の被害対策に資する施策をまとめたパッケージを議論をしたい」

道内をはじめ全国で、市街地に出没するクマ「アーバンベア」が問題となっています。

2023年度のクマによる人身被害は、全国で198件と過去最多になりました。

きょう(2024年4月11日)に東京で開かれた有識者会議で国は、現在禁止されている「住宅地」での猟銃の使用や「建物内」での麻酔猟銃の使用に関する法改正の検討を始めることを明らかにしました。

また、4月中にも捕獲事業などに国が交付金を出す「指定管理鳥獣」にクマ類が追加される見込みです。