フェリー欠航 太平洋側西部で大しけ警戒 台風5号が北海道接近 新千歳空港で19便が欠航
台風5号は、東北地方を東から西へ横断するように進んでいます。
北海道では太平洋側西部を中心に、海はうねりを伴い大しけとなる見込みで、気象台は警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、台風5号は午前8時半ごろ、岩手県大船渡市付近に上陸し、東北地方を東から西へ横断するように進んでいます。
12日夕方にかけて、道内でも太平洋側西部の海はうねりを伴い大しけとなる見込みです。
波の高さは太平洋側の西部で6メートル、東部で4メートルと予想されています。
この影響で、苫小牧と八戸や仙台など北海道と本州を結ぶフェリーがすでに欠航を決めたほか、空の便も午前10時現在、新千歳と東北を結ぶ19便が欠航しています。
最高気温も旭川で35℃の猛暑日となる見込みのほか、名寄で34℃、札幌でも32℃と予想されていて、熱中症にも警戒が必要です。