札幌に市内最大級605室のホテル誕生…その名も「グランベル」変わる駅周辺、根本記者が潜入!
新幹線の札幌延伸を見据え、札幌駅周辺の再開発が進んでいます。
札幌駅から徒歩7分の場所には、市内最大級のホテルが2025年3月1日にオープンします。
どんなホテルが誕生するのでしょうか。
(根本記者)「こちらはコーナースイートという高層階にある角部屋の一室です。入ってみると大きな窓が出迎えてくれる贅沢な空間が広がっています」
24階のスイートルームから見渡せる札幌の街並み。
建設中の新幹線の駅も上から見ることができます。
この客室の料金は2人で14万7400円から。
高級感にこだわったホテルが一足早くお披露目されました。
3月1日に開業する「札幌ホテルbyグランベル」です。
ホテルの場所は新幹線の駅にも近い北6条東2丁目。
札幌駅からも徒歩7分と立地の良さもホテルの売りです。
(根本記者)「朝食のバイキングのメニューですが、味噌ラーメンや海鮮など北海道を感じられるものが並びます」
こだわりは北海道ゆかりの料理が並ぶ朝食バイキングです。
刺身をたっぷり乗せた海鮮丼などおよそ90種類を楽しむことができます。
地上26階・地下2階のホテル内には、サウナ付きの天然温泉やレストラン、駐車場を完備。
客室数は市内最大級の605室を誇ります。
(札幌ホテルbyグランベル 岡村和樹支配人)「札幌の玄関口のエリアとしてインバウンドや日本の観光客に利用いただいて、活気あるエリアを目指していけたらと思います」
北海道新幹線の延伸に向けて、札幌駅周辺で着々と工事は進められています。
新幹線の札幌駅は創成川をまたいでつくられます。
マチの変化に札幌市民はー
(札幌市民)「将来的に画期的に新しくなるということで個人的に楽しみにしています」
(札幌市民)「便利になるしマチの活性化になる。早く開通してほしいよね」
気になるのは新幹線・札幌開業の見通しです。
建設を進める鉄道・運輸機構は2024年5月、複数の工区で最大4年の遅れが発生したことなどを理由に、2030年度末としていた札幌延伸が困難と発表しました。
後志の羊蹄トンネルでは大きな岩が度々見つかり、現在も掘削が停止しています。
国土交通省は3月に有識者会議を開き、新たな開業時期などについて議論する方針です。
札幌駅周辺で進む再開発。
新幹線の延伸で札幌の街並みが変わろうとしています。