2023年7月、札幌・すすきののホテルで男性の首を切断し頭部を持ち去った事件で、逮捕・起訴された親子3人のうち、母親・田村浩子被告の初公判がきょう（2024年6月4日）開かれます。

死体遺棄ほう助と死体損壊ほう助の罪に問われている田村浩子被告（61）。

起訴状によりますと浩子被告は2023年7月、娘の瑠奈被告（30）が殺害し切断した、当時62歳の男性の頭部を自宅に隠すことを認めるなどして、遺体の遺棄や損壊を手伝ったとされます。

また瑠奈被告は殺人などの罪で、父親の修被告（60）も殺人ほう助などの罪で起訴されています。

弁護側は無罪を主張するとみられ、裁判では事件の経緯がどこまで明らかになるのかも焦点となります。

初公判はきょう午後3時から、札幌地裁で開かれます。