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【続報】浩子被告、被害男性に娘と会わないよう連絡 すすきのホテル殺人事件 検察の冒頭陳述で

2024年6月4日 17:03
【続報】浩子被告、被害男性に娘と会わないよう連絡 すすきのホテル殺人事件 検察の冒頭陳述で
法廷での田村浩子被告(スケッチ)

札幌・すすきののホテルで2023年7月、男性の首を切断し、頭部を持ち去った事件で逮捕・起訴された親子3人のうち、母親・田村浩子被告の初公判がきょう(2024年6月4日)札幌地裁で開かれました。

冒頭陳述で検察側は、事件前、瑠奈被告と被害男性の間でトラブルがあったことなどを主張しました。

▼2023年5月27日・28日 にダンスクラブの閉店イベント で瑠奈被告は被害男性と出会う。

瑠奈被告は当時、修被告に「男性とカラオケに行く」と伝えて、ホテルに行く。

瑠奈被告はその後、修被告にトラブルになった旨を伝える。

▼そこから殺害しようと考えて、 瑠奈被告はナイフなどを購入し「絶対に見つけて仕返しする、殺してやりたい」と修被告に言う。

▼浩子被告は事件前の6月27日~30日、男性に対し、瑠奈被告と会わないように連絡するも断られる。

▼7月1日、ホテルに入室後、瑠奈被告は男性に対し「1番反省することは私の約束を破ったことでしょ」と話し、男性は「そうだね、こんなに怒られたことはない」などと会話する。

その後、瑠奈被告はのこぎりで男性の首を切断。

▼浩子被告は7月3日ごろ瑠奈被告の犯行を認識し、その後、修被告らと生活を続けた。


きょう(6月4日)の裁判で、検察官が起訴状を読み上げた後、浩子被告は裁判長に認否を尋ねられると、「手助けするつもりは全くなかった」などと起訴内容を否認しました。

続けて浩子被告は、「自宅に頭部があることを知った時には、すでに頭部は浴室にあった」とし、頭部を自宅に隠すことを「容認したことは違います」と話しました。

ビデオ撮影については、「ビデオ撮影を求められたが、何を撮影するかは知らず、助けを求めるつもりで夫に依頼した。容認していない。とても耐えられない状況だった」などと涙ながらに語りました。

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