いま“コスパ最高”豆苗に熱視線!プロに聞く…“より大きく再生術”に若手の根本記者も刮目
食品の値上がりが続くなか、再生してもう一度食べることができるコスパ最高の豆苗に注目が集まっています。
おいしく調理する方法、そして大きく再生させる方法を節約料理のプロに聞きました。
美味しそうに焼き目がついた肉に巻かれた豆苗。
どちらかといえば食卓のわき役だった豆苗が主役になりつつあります。
札幌市内のスーパーです。
(根本記者)「ありました!店に入ってすぐにある豆苗です。きょうはセールのようですが、普段も税込み108円ということで、やはり安いですね!」
物価高のいま、徐々に人気が高まっている豆苗。
店も変化を感じています。
(タナカ商店 田中圭太代表取締役)「最近は午前中でなくなりますね。ほかの野菜が寒波で高いときに価格が安定しているので買いやすい値段で入ってくるのが理由だと思う」
取材中にも豆苗を購入する人がいました。
(客)「きょうは鍋にしようと思って豆苗を買った。切ってその下を再利用しておうち栽培しています」
安いうえに2度食べられるとあって、お得感が高い豆苗。
よりおいしくいただく方法を、ブログで料理の節約術を発信している福迫和さんに聞きました。
福迫さんも一度食べた豆苗を自宅で再生させていますが、大きくさせるコツがあるといいます。
(福迫和さん)「豆をなるべく残した方が育ちやすいので、2つの脇芽の上を切ると良い」
その後、容器で水に浸しますが…
(福迫和さん)「水の量はあまり多くなりすぎないように、豆が浸かると傷みやすくなるので、水は豆より必ず下のところまで」
毎日水を変えて、日当たりの良い場所に置きます。
活用術は様々ですが、簡単でおいしい一品を作ってもらいました。
広げた豚肉に豆苗を乗せて巻き…
温まったフライパンに入れます。
醤油とみりんを入れて…
全体に焼き目がついたら完成!
「豆苗の肉巻き」です。
(根本記者)「豆苗の豆のような香りが鼻から抜けていきます。シャキシャキした食感でヘルシー、朝でも夜でもいただけそうですね」
1回の購入で2度食べられて経済的なだけでなく、豆苗は栄養面でも優れています。
(福迫和さん)「ビタミンCがとても豊富。スープにするとクリームシチューにもあうので、ぜひ子どもにも食べてもらいたい」
物価高が続くなか、財布にも体にも優しい豆苗がますます注目されそうです。