株の運用を仲介するつもりないのに「手数料と税金かかる」で130万円だまし取る 札幌市
北海道千歳署は2024年11月20日、詐欺の疑いで函館市に住む無職の男(46)を逮捕しました。
男は株の運用を仲介するつもりがないのにも関わらず、2024年6月8日から26日までの間、株の売却を依頼してきた愛知県に住む会社員の男性(44)に対し、「株を売却するためには手数料と税金がかかる」という趣旨のメッセージを送信して、自分名義の口座に5回にわたり現金130万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、別の詐欺事件の被疑者として男の口座を捜査していたところ、今回の事案が発覚したということです。
被害にあった男性は、投資した株の売却を男に依頼しましたが「株を売却するためには手数料と税金がかかる」などとメッセージで言われ、インターネットバンキングを利用してスマホから5回にわたり130万円を振り込み、だまし取られました。
調べに対し男は「被害者から投資金を受け取ったことや、株の売却金を被害者に振り込んでいないのは間違いないが、騙すつもりはなかった」と容疑を否認しています。
警察は男の動機を調べるとともに、事件の経緯を捜査しています。