一時は死も覚悟した…日航機に搭乗したSTV社員が証言 衝突事故の緊迫の瞬間
2日に東京・羽田空港で旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故。
事故機に搭乗していたSTV社員が緊迫の瞬間を振り返りました。
(事故機の乗客STV社員 鴨田豊さん)「『あ、燃えている』と。翼側の(座席の)人の『早く扉を開けてくれ』」
2日午後5時50分ごろ、東京・羽田空港のC滑走路で、着陸した直後の新千歳空港発日本航空516便と、海上保安庁の航空機が衝突しました。
日航機はエアバスA350型機で、滑走路上でその後炎上しました。
(客)「はやく出してください」
(乗務員)「荷物を取り出さないでください!」
(客)「はやく出してください!」
海上保安庁の航空機に乗っていた6人のうち5人が死亡し、日航機に乗っていた乗客・乗員は全員脱出しました。
この便に乗り合わせたSTV社員の鴨田豊さんが、その緊迫の瞬間を振り返りました。
(事故機の乗客STV社員 鴨田豊さん)「(Q異変とかは?)全くなかったです。全くなく普通のフライトと変わらず。着陸した瞬間にごつんと音がして」
鴨田さんは事故機の前方真ん中付近に座っていました。
着陸の瞬間、機体の底の方から衝撃を感じ、その直後に異音とともに機体が燃えていることに気付いたといいます。
(事故機の乗客STV社員 鴨田豊さん)「ぼくからみて左後ろが翼のあたりなんですけど、炎だと思います。エンジン辺りから炎がでていた。反対側も乗客が声を上げ始めたので、炎が上がっていて。どこになにがぶつかってというのはわからないんですけど、そのときはそういうことが起きていました」
(事故機の乗客STV社員 鴨田豊さん)「脱出してから振り返ると、エンジン部分が燃えていてまして、なにが起きるかわからないので、離れて止まってみんなで燃える機体を見てるしかなかった」
あたりが騒然とするなか、一時は死も覚悟したという鴨田さんはこう振り返ります。
(事故機の乗客STV社員 鴨田豊さん)「まず自分の命というか、この機に乗っている人がみなさんけがなく、無事こういう形になれたことは非常にうれしい。ただ亡くなった方もいるのでなんとも」
事故を受け、警視庁は特別捜査本部を設置し、業務上過失致死傷の疑いも視野に事故の原因を捜査する方針です。