たらこ詰め放題も 小学生が作成「たらこ屋さんマップ」 地元の特産品をPR 白老町
スケソウダラの漁獲が最盛期を迎えるいまが“旬”の「たらこ」。
たらこが特産品の北海道白老町の小学生たちが、ユニークな方法で地元の一品をPRです。
プチプチの食感で白いごはんが進む「たらこ」。
白老町の虎杖浜地区には、ずらりと「たらこ」を売る店が並んでいます。
そんな地元の特産品「たらこ」を盛り上げたいと、虎杖小学校の生徒たちが「虎杖浜たらこ屋さんマップ」をつくりました。
総合学習の一環として、子どもたちが直接店に足を運び、お店のおすすめ商品や売れ筋NO.1を取材するなどして、半年かけて完成させたということです。
(記者)「これはなんですか?」
(子ども)「たらこの詰め放題です」
大正2年に創業した「大漁番屋虎杖浜」で子どもたちが注目したのは、こちらの店の「たらこの詰め放題」です。
(カネシメ松田水産 松田幸男さん)「大変だった?地図つくるの?」
(子ども)「はい!」
(カネシメ松田水産 松田幸男さん)「相当がんばったんだね。ご苦労様でした」
(カネシメ松田水産 松田幸男さん)「地元の子どもたちがたらこのことを勉強して、地域にとっても将来に向けての財産になると思いますし、大変すばらしいことだと思います」
マップには「たらこアイス」や「ポテたらこ」といった地元ならではのたらこの美味しい食べ方も紹介されています。
この日は、子どもたちが作った「たらこ屋さんマップ」が町長に寄贈されました。
(子ども)「白老町がますます盛り上がるように思いを込めました」
(子ども)「ぜひチラシを受け取ってください」
(白老町 大塩英男町長)「観光客のみなさんにもぜひこのマップを手に取って白老町のマチを歩いていただければなと思っています」
(松田カメラマン)「こちらのホテルではわかりやすい位置にたらこ屋さんマップが置かれています」
マップは観光客の目に留まるように、白老町内の宿泊施設をはじめ、白老町役場などにも置かれているということです。
(子ども)「マップが広がって、世界の人たちが白老に来てくれるとうれしいです」
地元のおいしい特産品を熱烈PR。
「たらこ屋さんマップ」は観光の盛り上げにも一役買いそうです。