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視界を遮る地吹雪 陽気から一転…各地で真冬日 波打ちながら走る車 来週にかけて気温は乱高下

2024年2月16日 16:09
視界を遮る地吹雪 陽気から一転…各地で真冬日 波打ちながら走る車 来週にかけて気温は乱高下

14日に記録的な陽気となった北海道内ですが、15日から寒気が流れ込んできた影響で道内各地では16日は真冬日となりました。

札幌の道路ではいたる所でツルツル路面やガタガタ路面ができていて、外出の際に注意が必要です。

16日朝の札幌市東区です。

雪が強風で巻き上げられて「地吹雪」になり、視界を遮っていました。

雪は15日の夜から10センチほど降って、住民は久しぶりに雪かきにおわれていました。

(札幌市民)「雪は本当にきのうおとといで溶けたのにまたかと思って」

(樋口記者)「強い風に雪が巻き上げられ、視界がきかない見通しの悪い状況が続いています。路面はアイスバーンの上に雪が積もって非常に滑りやすい状態です」   

今週前半の暖かさから一転、強い寒気が流れ込んだ影響で、道内の広い範囲で真冬日となりました。

札幌の最高気温は0.1℃で路面はツルツルになりました。

その上に雪が積もったことでさらに滑りやすくなっています。

一方で中央区内の生活道路では。

(樋口記者)「路面状況が非常に悪くなっていて、配達の車が波を打ちながら走っています」

数日前から雪どけが進んでぐしゃぐしゃだった道路が、16日は凍結してガタガタになっていました。

走行する車も通り抜けるのに一苦労です。

(弁当の配達業者)「本当にすごいです。きのうも何台も埋まっていて、私も違う場所で埋まってしまった。お弁当届けているけど時間がかかってしまって、時間通りに届けられないことがあったりする」

雪のピークは過ぎましたが、来週にかけては気温が上がったり下がったり乱高下する見通しで、道路状況の変化には引き続き注意が必要です。