滑走路延伸?注目…札幌・丘珠空港の未来 まちづくり基本構想を住民に提示 周辺住民の意見は?
滑走路の延伸が計画される丘珠空港周辺のまちづくりについて、その指針となる基本構想の最終案がまとまり、札幌市から地域住民に示されました。
札幌市は2030年に丘珠空港の滑走路を1500メートルから1800メートルに延伸し、年間利用者数を100万人に増やす目標を掲げています。
市は空港整備に伴うまちづくりや課題について、2023年から周辺の町内会の代表らと意見交換を実施しています。
きのう(12月9日)開かれた5回目の会合では、市から基本構想の最終案が示され、参加者からは交通アクセスの改善や空港ターミナルビルの機能拡充を求める意見が出されたということです。
( 札幌市まちづくり政策局空港活用推進室奥木 貴史 室長)「滑走路の延伸に関して国との協議を進めながらまちづくりもきちんと進めていきたい」
市は、2024年度内にパブリックコメントを実施し基本構想を策定する方針です。
最終更新日:2024年12月10日 10:05