ボールパーク近くに新複合ビル ホテルや飲食店 試合のPVも 2025年春に開業予定
北海道北広島市のJR北広島駅前で建設が進む複合ビルの詳細が明らかになりました。
地上14階建てで2025年春に開業予定。
ボールパーク周辺にまた新たな賑わいをもたらしそうです。
(林記者)「JR北広島駅西口では現在、複合ビルの建設工事が進んでいます。地上14階建てということですが、その詳細が明らかになりました」
北広島駅直結の「トナリエ北広島」は、2025年3月に開業予定の複合ビルです。
それぞれのフロアに屋外テラスが設けられ、市民の憩いの場となります。
高層階にはホテルが入ります。
1階は主に北広島の特産品を集めた物販コーナーが設けられます。
2階は飲食店が中心で、ファイターズの試合などをパブリックビューイングで楽しめる広場となります。
商業エリアにはおよそ30のテナントが入る予定です。
トナリエ北広島はボールパークから徒歩20分ほどで、多くのファイターズファンの利用が見込まれます。
事業を手掛けるのは、球場の命名権を取得した「日本エスコン」です。
ボールパークへのアクセス拠点として、駅周辺の再開発に力を入れています。
(日本エスコン 加藤嘉明 北海道支店長)「ボールパークを核としたまちづくりは我々も目指しているところ。新駅と北広島駅では明確に用途の差別化ができると思っています。北広島市の良さを感じられるようなお店・商品を提供できたらと思っています」
そんな複合ビルの誕生を、北広島市民も心待ちにしています。
(北広島市民)「駅前は前から閑散としていて、夜7時くらいには人通りもなかったので、こういうところができると人通りも多くなったりするのかな」
(北広島市民)「食べるところがあまりなかったので、レストランとか食堂があるとうれしい」
きょうはテナントを募集するための説明会も開かれ、およそ20社が商機をつかもうと熱い視線を送っていました。
(参加した事業者)「エスコンフィールドに飲食店を出していまして、すぐ近くでもありますし、北広島駅周辺に出店できたら盛り上げることができるのかな」
(参加した事業者)「今回エスコンも始動した中での(北広島の)伸びは可能性として高い。施設全体の取り組みというか、どこを目指しているのかが気になる」
ボールパーク開業から盛り上がりが続く北広島。
駅前の新たなランドマークに市民・事業者の期待が高まっています。