北海道小樽市の交差点で23日、ごみ収集車に巻き込まれ、心肺停止で搬送された小学2年生の浜尚志さん（7）の死亡が確認されました。

23日午前10時40分ごろ、交差点を左折してきたごみ収集車が、横断歩道を渡っていた浜さんを巻き込みました。

浜さんは頭から出血し、心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、病院で死亡が確認されました。

警察は、ごみ収集車を運転していた友田誉士生容疑者（57）を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しましたが、今後、容疑を過失運転致死に切り替え捜査することにしています。

調べに対し、友田容疑者は「左折したら左後方からドンと聞こえた」「相手のお子さんに申し訳ない」と供述し、容疑を認めています。

また、ごみ収集車を管理する業者によりますと、車に乗っていたのは友田容疑者１人で、１０年以上勤務するベテランだったということです。

小樽市の小学校は23日が夏休みの初日でした。

浜さんが通う小学校では夏休み期間の学習会を行っていて、浜さんは学習会に参加したあと下校中に事故にあったとみられています。