13市町にまたがる国立公園へ…今夏にむけ新ひだか自然保護事務所を開設…けがした動物の保護も
2024年夏頃の国立公園の指定に向け調整が進む「日高山脈襟裳国定公園」について、環境省が動物などの保護などを目的に使用する事務所を開設しました。
新ひだか町に開設されたのは、環境省の「新ひだか自然保護官事務所」です。
この事務所は、日高側の地域に生息する「シマフクロウ」や「タンチョウ」など、けがをした動物の保護や繁殖などに関する業務を行うということです。
現在環境省では、日高や十勝管内の13市町村にまたがる「日高山脈襟裳国定公園」について、自然を守る必要性が高いなどとして、ことし夏ごろの「国立公園」の指定に向け調整しています。
今後指定されれば、開設した事務所は公園の管理や運営の拠点にもなるということです。