「歩道が埋まっている」北海道で記録的な大雪 国道で車がスタック 一時立ち往生
冬型の気圧配置と上空の寒気の影響で、北海道は後志や胆振地方を中心に記録的な大雪となっていて、国道37号では複数か所で一時、車が立ち往生しました。
(坪田カメラマン)「きのうからの大雪で歩道は埋まってしまっています」
午前0時までの24時間降雪量が69センチと、統計開始以来最多となった小樽市です。
市民は朝から雪かきに追われていました。
(小樽市民)「大変です、重いし」
冬型の気圧配置と上空の寒気の影響で、後志や胆振地方を中心に局地的な大雪となっています。
午前7時までの24時間に降った雪の量は、豊浦町大岸で78センチ、蘭越で70センチなど、統計開始以来最も多くなりました。
豊浦町の国道37号です。
車列がどこまで続くのか分からないほどです。
午前2時ごろから大雪の影響で、豊浦町や黒松内町付近の国道37号では複数か所で車がスタックし、立ち往生が相次ぎました。
警察によると、およそ15キロに及んだ渋滞は徐々に解消しつつあるということです。
また、この大雪の影響でJRでは、快速エアポート17本を含むあわせて93本が運休となっています。
このあとも日本海側を中心に局地的に雪が強く降る見込みで、交通障害などに注意が必要です。