食肉加工工場でまたクマ…防犯カメラに姿が 先月も牛の皮が持ちさられる被害 北海道名寄市
北海道名寄市の食肉加工工場で2024年6月7日朝、クマが侵入して麻袋を荒らす被害がありました。
この工場ではおよそ1週間前にも牛の皮が持ち去られる被害があり、警察は同じクマが侵入したとみて警戒を強めています。
クマが目撃されたのは名寄市日進にある食肉加工工場の敷地内です。
7日午前6時半過ぎ、従業員が工場の外に置いていた、肉を包んでいたビニール袋などが入った麻袋の1つが、荒らされているのを発見しました。
防犯カメラを確認したところ、クマ1頭が袋を引きずる様子が映っていたということです。
警察によると、この食肉加工工場では5月31日、屋外に干していた牛の皮が持ち去られていますが、現場にクマのフンなどがあったことから、クマが侵入したとみられています。
警察は同じクマが再び侵入したとみて、市と連携しながら周囲を警戒しています。