スタートは“利き足” 早く走るための「3つのコツ」を伝授 まもなく運動会シーズン 北海道
今週末からはじまる運動会シーズンを前に、札幌の小学校で「走り方教室」が開かれました。
また、スポーツ用品店を取材すると、大人顔負けの運動着が人気となっていました。
合図とともに一斉に走りだす子どもたち。
札幌市内の小学校で開かれた「走り方教室」です。
今週末開かれる運動会を前に、札幌国際大学の講師が速く走るための「3つのコツ」を伝授しました。
「コツ① スタートは“利き足”で」
気をつけの状態から前に倒れると…
最初に出る足が「利き足」です。
この「利き足」を思い切り後ろに引き、低い姿勢からスタートを切ると加速しやすくなります。
「コツ② 飛行機のイメージ」
(札幌国際大学 粟野祐弥講師)「飛行機と同じように低い姿勢からちょっとずつ、低く低くだんだん立っていく」
イメージは…飛び立つ飛行機です。
低い姿勢から徐々に高い姿勢へと体を起こします。
起き上がったあとは「おおまた」を意識して走るのがコツです。
「コツ③ コーナーで差をつける」
コーナーを曲がるときは…
内側に体を傾けます。
この時大事なのが腕の振り方です。
外側の腕は大きく、大きく。
内側の腕は小さく、小さく振ることで、コーナーを速く曲がることができます。
1時間半の授業で、みんな走り方が見違えるように変わりました。
(子ども)「走り方がガラッと変わって、前より走りやすくなった気がしました」
(子ども)「走るの苦手だったから、速くなってうれしかったです」
(子ども)「1位は目指さないけど、自分で出来る限りがんばります」
運動会シーズンを前に、スポーツ用品店では速く走りたい子ども向けのシューズが人気です。
(スーパースポーツゼビオドーム札幌月寒店 村上龍太朗さん)「こちらのシューズの特徴としては、裏側を見ていただきたいのですが、陸上スパイクのピンの配置と同じ構造になっていて、つま先で接地した際にスピードが出しやすいモデルになっています」
最新の子ども向けシューズは、靴底にグリップ力を高める工夫が凝らされていて、より走りやすくなっています。
さらにファッションにも変化がー
(金澤記者)「最近特に人気なのが、ハーフパンツにレギンスを合わせる、大人顔負けのスタイルです」
大人のランニングウェアと同じく、おしゃれで走りやすいデザインが運動会の定番となりつつあります。
(スーパースポーツゼビオドーム札幌月寒店 村上龍太朗さん)「個性を出して楽しみたい客が多い傾向にあると思います。年に1回のイベントなので、何よりもまず楽しむことを意識して、皆さんがんばってほしいと思っています」
いよいよ始まる運動会シーズン。
年に一度の晴れ舞台を、けがなく元気に楽しんでください!
(子どもたち)「運動会がんばるぞ!おー!」