【コンサ】三上GMが宮永アナに漏らした「危機感」大逆転残留へ…史上最大!夏の補強その真意
夏の中断期間を経てJ1リーグが再開しましたが、北海道コンサドーレ札幌は現在最下位と、降格圏で苦しい戦いが続いています。
大逆転でのJ1残留へ。
クラブのトップ・三上大勝代表取締役ゼネラルマネージャーに、その決意を聞きました。
(宮永アナウンサー)「ある意味、危機感は?」
(三上大勝代表取締役ゼネラルマネージャー)「今は本当に危機感しかない。立ち位置はかなり厳しいですから、100%勝利に向かっていくというのが今の想い」
コンサドーレはリーグ前半戦でケガ人が続出するなどして、12年ぶりの8連敗を喫し、現在も最下位。
J2降格圏を脱する17位とは勝ち点で11ポイントの差があり、残留は危機的な状況です。
この状況で三上GMが下した決断。
それが『クラブ史上最大の、夏の補強』。
この夏、スペインなど外国籍を含む6人もの新戦力を獲得しました。
クラブの目標もシーズン当初の『赤字脱却』から大胆に戦力を強化し『赤字でもJ1残留』にシフトチェンジ。
この最大補強には、ある背景がありました。
(三上大勝代表取締役ゼネラルマネージャー)「人数でいうと3名の補強を考えていた」
(宮永アナウンサー)「当初プランは3名?」
(三上大勝代表取締役ゼネラルマネージャー)「そうです。絶対J1残留!という招待企画を石屋製菓を中心とするパートナー企業が組んでくれて、その収益で+3名の補強が可能になった」
今後、パートナー企業が中心となり、チケット買取り型の10万人規模の招待キャンペーンを実施。(詳細は、今後クラブHPで発表予定)
最大の戦力補強に加えて、満員のドームでの声援。
この2点が逆転残留へ、必要不可欠だと話します。
(宮永アナウンサー)「残留する上で、全てを含めて一番大事なことは?」
(三上大勝代表取締役ゼネラルマネージャー)「多くの人で、やれるんじゃない?残留できるんじゃない?と思えるかどうか。そのためには、15位以下のチームに勝つこと。上位チームとのホームゲームで勝ち点1を積み重ねること」
今シーズン、残り13試合。
最下位から大逆転で、8年連続の残留へ。
J1で戦い続けることがクラブの、そして北海道の未来につながると三上GMは考えます。
(三上大勝代表取締役ゼネラルマネージャー)「10年後も30年後も、北海道にとって存在意義のあるクラブでなければならない。そのためにはJ1という国内最高峰で戦うことに重要度がある。シーズンが終わった時に、心配はさせたけど、J1残留できました!と伝えられるようにやっていくことが何よりの恩返し。そこに向かってやっていく」
北海道コンサドーレ札幌は、10日(土)に大和ハウス プレミストドーム(旧札幌ドーム)でアビスパ福岡を迎え撃つ。午後2時キックオフ。