衆院選で歴史的大敗 自民党県連 来年夏の参院選に向けて立て直し急務 《新潟》
衆院選で歴史的大敗を喫した自民党県連。来年夏の参院選に向け、体制は立て直せるのか。大きな岐路に立たされています。
国民の審判から一夜明けた28日。
自民党県連は全敗の屈辱をかみしめました。
〈比例復活 斎藤洋明さん〉
「小選挙区の議席を守ることができなかった。大変これから厳しい状況が続くと思いますが捲土重来を期して頑張ってまいります」
自民党の公認を得られず落選したこの人からは党本部への恨み節も。
〈落選 細田健一さん〉
「党本部の不可解な決定により私は非公認ということになりました。本当に申し訳ないんですがこのままでは終われない」
一方…早くも再起を誓う声が。
〈落選 高鳥修一さん〉
「何らかのかたちで政治にはかかわってまいりたい」
〈落選 細田健一さん〉
「個人のわがままかもしれないが本当に政治家としてはこのままでは終われないという気持ちは非常に強いのでそこは次の衆院選を目指して必死に活動していきたい」
全敗という結果に県連では危機感が広がっています。
〈自民党県連 岩村良一幹事長〉
「みなさんを拍手でお迎えできなかったことは非常に残念。今後の自民党の改革、そして組織の立て直し」
県連は今後、次の衆院選の候補者となる、選挙区の支部長について議論を始めます。
Q)選挙区支部長については今後も希望する?
〈落選 塚田一郎さん〉
「皆さまのご理解がいただけるように努力していきたい」
さらに、来年夏に控える参院選。
自民党からは元競泳選手の中村真衣さんが出馬を予定。
立憲民主党の現職・打越さく良さんと議席を争う見込みです。
「政治とカネ」の問題をめぐる自民党への逆風。
逆風をここで止めることができるのか…自民党の最大の課題です。
〈比例復活 斎藤洋明さん〉
「参院選で自民党が変われるのかどうかという再度審判を受けることになる。この参院選をしっかり戦える体制を作るということが政治的には最重要」
小選挙区での歴史的な全敗…厳しい局面に自民党は立たされています。