新潟のコメ「13.5%→84%」1等米比率が平年並みに回復も 収量は「やや減」か 天候不順で穂がつきづらく ≪新潟≫
北陸農政局は9月30日現在における令和6年新潟県産米の検査結果を発表しました。
県産米の1等比率は、記録的な猛暑の影響などで不作となった去年の13.5%から84%と平年並みに回復しています。
北陸農政局の発表によりますと、主食用の水稲うるち玄米は9月30日現在、1頭米比率は84%と令和5年産米の13.5%からは大幅に回復し、平年並みとなりました。
また銘柄別では、県産コシヒカリの1等米比率が83.6%でこちらも前年の3.6%から回復、平年並みとなっています。
一方、収量については9月25日現在の調査によると10アールあたりの予想収量は平年値から5㎏減の537㎏となっていて、やや減少する見込みです。
北陸農政局によりますと5月下旬から6月上旬にかけて気温が平年を下回ったことで、穂数がやや少なくなったことなどが要因とみられるということです。
収量についての10月の調査結果は11月に発表される予定です。