全国的に増加している新型コロナウイルスの感染者数。
新潟県内でも感染者が増加しています。

２５日に発表された県の感染症情報によりますと直近１週間（７月１５日～２１日）の１定点医療機関あたりの報告数は、９．６人で、前週の５．９７人に比べ増加しました。
３週連続で増加しています。

県内の保健所管内別では多い順に、十日町管内１９人、糸魚川管内１８人、南魚沼管内１５.３３人、長岡管内１４人などとなっています。

また、おもに乳幼児を中心に夏場に流行する「手足口病」は、１定点医療機関あたりの報告数が前週の１５.８２人より増加し、１９．２人となりました。
県内では警報が継続されていて、国の示す基準の「２」人を下回るまで警報が継続されます。

県は新型コロナについては、例年、夏に感染拡大の傾向が見られるとして、マスク着用などの基本的な感染対策の徹底や、体調不良時は、多くの人が集まる会合などの参加を控えるよう呼び掛けています。

また「手足口病」は、大人に感染することもあるとして、石けんと流水による手洗い、タオルの共用を避けるなどの予防方法を呼び掛けています。