全国的に感染が拡大傾向の新型コロナウイルス。
新潟県内では、１定点医療機関あたりの感染者数が１０人を超えました。
１０人を超えるのは、ことし３月以来で、感染者数は４週連続で増加しています。

１日に発表された県の感染症情報によりますと直近１週間（７月２２日～２８日）の１定点医療機関あたりの報告数は１１.２人で、４週前の約３．６倍になっています。

県によると感染はすべての年代で広がってきているとして、基本的な感染対策の徹底や、体調不良時は、多くの人が集まる会合などの参加を控えるよう呼び掛けています。

また、おもに乳幼児を中心に夏場に流行する「手足口病」は、１定点医療機関あたりの報告数が１９．８人で前週の１９．２人から増加。
県内では警報が継続されていて、国の示す基準の「２」人を下回るまで警報が継続されます。大人に感染することもあるとして、石けんと流水による手洗い、タオルの共用を避けるなどの予防方法を呼び掛けています。