Uターンラッシュの中「巨大地震注意」呼びかけ終了 ビーチは遊泳再開 大分
宮崎県の日向灘を震源とする地震発生から15日で1週間です。
政府は15日午後5時、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の呼びかけを終了しました。
◆松村祥史防災相(15日午後5時過ぎ)
「特別な注意の呼びかけは、さきほど17時を持って終了しました。日ごろからの地震の備えについて引き続き実施をしてもらい、いつどこで発生してもおかしくない大地震に備えてもらえたら」
8日の地震発生から15日で1週間。特段の変化を示すような地震活動などは観測されていないことから、政府は15日午後5時で「巨大地震注意」の呼びかけを終了しました。
ただ、引き続き、地震に備えるよう呼びかけています。
◆TOS児玉直輝記者
「遊泳が再開された田ノ浦ビーチ では早速、夏本来の様子が戻ってきている」
大分県大分市の田ノ浦ビーチです。
南海トラフ地震臨時情報が発表された8月8日から遊泳やマリンスポーツが禁止に。
15日で発表から1週間となったことから、午前9時に遊泳が再開されました。
◆遊泳客
「ラッキーでした。孫たちが帰る最後の日に楽しい 思い出ができそう」
「ぬるいけど気持ちいい!」
田ノ浦ビーチでは津波の避難場所を掲示板で案内しています。
また津波警報などが発表された場合はライフセーバーが大きな旗を振るなどして遊泳客に避難を呼びかけるということです。
巨大地震への注意が呼びかけられた異例のお盆休み。
大分県内でも15日はUターンラッシュのピークを迎えましたが、帰省した人たちからは様々な声が聞かれました。
◆帰省した人は
「帰ってくる前に(地震が)あったりして大丈夫かなと思ったけど、(地震が)起きた時にちゃんとしたらいいかなと思って気にせず帰ってきた」
「一回はキャンセルも考えたけど、やっぱり行こうかとなって来た」
「(地震で)帰れるのかなと思ったけどしっかり帰れたので安心してる」