能登半島地震「衣食住がすべて断たれている」被災地で活動した県警機動隊が語る現状 大分
能登半島地震の被災地から戻った大分県警の機動隊が取材に応じ、被災地の現状を語りました。
能登半島地震で石川県では、16日午後2時時点で222人の死亡が確認され、22人の安否が不明となっています。
大分県警は要請を受け広域緊急援助隊を派遣し、8日から3日間現地で活動しました。
県警の機動隊員26人は、石川県珠洲市を中心に、行方不明者の捜索や住宅を周り被災者の安否確認を行ったということです。
被災地から戻った隊員が、報道陣の取材に応じ現地の様子を語りました。
◆大分県警本部 機動隊 尾園芳樹小隊長
「衣食住がすべて断たれている状況がある。現在もライフラインが完全に断絶していて、倒壊した建物や地面のひび割れ、マンホールが飛び出していたりといった状況があるので車両もかなり通行しづらい状況になっている。大分で発災した場合には、初動の大切さ、初動の動きがどれだけ出来るかが救える命を救うことにつながると感じている」