津久見市役所新庁舎建設めぐる住民投票 来月21日実施 石川市長は公務外に街頭演説などで説明 大分
大分県津久見市の市役所の新庁舎建設を巡る住民投票についてです。
28日、実施のための条例案などが議会で可決されたことを受け、石川市長は29日、4月21日の実施を決めたと発表しました。
28日の津久見市議会の臨時会では、住民投票を実施するための条例案などが賛成多数で可決されました。
ただ、可決されたのは議員側から出された投票総数が有権者数の半数に達しないときは成立しないとするなどの修正案でした。
石川市長は「残念」と話し、内容を精査して対応する考えを示していましたが…
◆石川正史津久見市長
「住民投票を当初の提案通り、4月21日、日曜日に実施したい」
29日、このように話し、予定通りの日程で実施することを発表しました。
住民投票では新庁舎を港の埋め立て地に建設する案と、中学校の跡地などを活用する案のどちらに賛成するかを投票します。
なお、石川市長は自身が示した中学校跡地活用案について、公務外の時間に街頭演説などをして説明していくということです。