別府ひき逃げ 発生から1年半 情報提供件数4000件超える 八田容疑者はどこに 大分
大分県別府市で2人が死傷したひき逃げ事件は29日で発生から1年半です。
警察は帰省客などに情報提供を呼びかけました。
この事件は2022年6月、大分県別府市野口原の交差点でバイクに乗っていた大学生2人が車に追突され死傷したものです。
警察庁は現場から逃走した八田与一容疑者を全国で初めて道路交通法違反・ひき逃げの疑いで重要指名手配に指定し行方を追っています。
事件発生から1年半を迎えた12月29日、警察は別府港のフェリーターミナルで帰省客などに情報提供を呼びかけました。
警察によりますと29日までに、全国から4031件の情報が寄せられています。このうち似た男を見たという目撃情報は3730件で、大分県外が3027件(約8割)、県内が703件だということです。このほか、「○○にいるらしい」「学生時代、八田容疑者が同級生だった」などという関連情報が301件寄せられているということです。
◆別府警察署 正成祐治交通課長「年末年始、県内外に幅広く情報提供を呼び掛けたい。必ず被疑者を検挙するという意気込みで捜査していくので、引き続き協力をお願いしたい」
情報提供は大分県別府警察署 0977-21-2131までとなっています。