11月の有効求人倍率 前月と同じ1.41倍 「高水準続くも物価上昇などの影響注視」 大分
大分県内の11月の有効求人倍率が発表され前の月と同じ1.41倍でした。
大分労働局によりますと県内の11月の有効求人倍率は1.41倍で前の月と同じでした。
全国平均の1.28倍を上回っていて県内では高い水準が続いています。
主な産業別の新規の求人数を去年の11月と比べると「運輸業、郵便業」が48.6%増で全体を押し上げました。
一方で「情報通信業」や「製造業」など、ほとんどの業種で減少しました。
コロナ禍においても去年のこの時期頃から社会活動が活発化して増えていた求人が徐々に落ち着き始めているためとしています。
大分労働局は「有効求人倍率は高水準だが求人にわずかながら減少傾向がみられ物価上昇などが雇用に与える影響を特に注視する必要がある」としています。