2024年豪雨で被災 日田市の三郎丸橋 仮設の歩道橋利用開始 大分
2024年の豪雨で被災した大分県日田市の三郎丸橋について県が工事を進めてきた仮設の歩道橋の利用が21日から始まりました。
日田市の花月川にかかる国道386号の三郎丸橋は、2024年6月末からの豪雨で被災し、橋脚が傾き、全面通行止めとなっています。
県などはこれまでに撤去作業と並行して三郎丸橋のおよそ100メートル上流に歩行者や自転車が通れる仮設の歩道橋の設置に取り組んでいました。
そして21日、県の担当者や業者が実際に渡ったり、手すりを触ったりして最終的な安全を確認。その後、地域の住民たちが橋を歩いて渡っていました。
◆地域住民は
「結構使っていたので、不便になっていた」
「私自転車なので、すごくうれしい。助かる」
県によりますと新たな橋は現在、設計作業中で元々の三郎丸橋が架かっていた場所に建設する予定で2027年の3月までの完成を見込んでいます。