「熱中症特別警戒アラート」運用開始 各自治体ではクーリングシェルターの取り組みも 大分
過去に例のない危険な暑さとなっていることを知らせる、「熱中症特別警戒アラート」の運用が24日から始まりました。
「熱中症特別警戒アラート」は気温や湿度などをもとにした「暑さ指数」の予測値が、すべての観測地点で35以上となる都道府県に対して環境省が発表するものです。
「熱中症警戒アラート」のさらに一段上の位置づけで、過去に例のない危険な暑さとなり、健康に重大な被害が生じる恐れがあることなどを呼び掛けます。
◆大分県生活環境部 環境政策課 末松久枝主幹
「熱中症で救急搬送される人が年々増えてきているが、その対策として外に出ないとか、エアコンを使うとか、そういったところを積極的に呼び掛けるようにして、皆さんの健康を守るような形で情報を提供するものになっている」
「特別警戒アラート」が発表された場合、各自治体では、暑さをしのげる「クーリングシェルター」として公共施設などを開放します。
大分県大分市では、荷揚複合公共施設など26施設を指定しています。