消防士が仮眠時間にアプリで配信「業務怠った」杵築速見消防組合が懲戒処分 パワハラで停職や減給も 大分

杵築速見消防組合は28日、職員3人に対し、懲戒処分を行ったと発表しました。
杵築速見消防組合によりますと、このうち日出消防署の30代の男性消防士長は「業務を怠った」として、戒告処分を受けました。
この消防士長は2024年5月から12月の間、勤務時間中である夜間の仮眠時間に、携帯電話の配信アプリを使って、不特定多数に向けた配信を行いました。
配信は月4回ほど1時間程度で、会議室や仮眠室、車中などから行っていたということです。
また、パワーハラスメントを行ったとして、消防本部の40代の男性消防司令補が停職1カ月の懲戒処分となりました。この消防司令補は2022年5月、部下に対して、威圧的な言動で指導したほか、2023年9月には酒席の場で同僚に対し、つねるなどの行為を繰り返したということです。
そして、パワーハラスメントをしたほか職場内の秩序を乱したとして、消防本部の50代の男性消防司令補も減給1カ月(10分の1)の懲戒処分を受けています。