7試合ぶりの勝利 大分トリニータJ3降格圏との差を広げる 「ホッとした」鮎川選手がPK決め先制
大分トリニータから、苦しい戦いが続いていましたが28日の試合は明るい兆しが見える一戦となりました。
ホームに、10位藤枝を迎えての一戦。ここ5試合、2分け3敗と不振のトリニータに対しサポーターは…
◆サポーター
「ケガ人がちょっと多いですかね」
「いや~やっぱり選手層ですかね」
ご安心ください。この藤枝戦、そんなサポーターの心配を吹き飛ばす試合となりました。
まずは前半43分、小酒井からのスルーパスに抜け出した鮎川が倒されPKをゲットします。
◆鮎川峻選手
「自分で取ったので自分で蹴りたいと言いました」
これを鮎川が落ち着いて決めトリニータが先制に成功します。
◆鮎川峻 選手
(入った瞬間、どうでした?)
「ホッとしました(笑顔)」
そして後半31分でした。
◆片野坂知宏監督
「今日、町田也真人もホームで復帰することが出来ましたし」
ここまでケガに苦しむ町田が今シーズン初出場、同じくケガから復帰の屋敷も元気なプレーを見せました。
後半40分には、吉田真那斗のプロ初ゴールが飛び出しリードを2点に広げます。
◆吉田真那斗選手
「正面いってしまって、わ~やっちゃったなと思ったんですけど、ついてたみたいで。いや、本当に最高でしたね」
ホームで7試合ぶりに勝ち点3をあげたトリニータ。試合後、その喜びをサポーターとともに分かち合いました。
◆片野坂知宏監督
「少しづつ、そういったケガ人を含めて戦力もまた帰りつつあるので勝ち点を積み上げられるようにやっていきたいと思います」
順位は変わらず17位のトリニータですが、J3降格圏、18位の栃木とは勝ち点差が4から6に広がりました。
次節は、アウェイで3位の長崎との一戦に臨みます。