いよいよ主力品種の登場!安曇野市で「サンふじ」の出荷始まる 大きさ・甘み・酸味バランス良い仕上がり
今年は甘みと酸味のバランスが抜群です。安曇野市では主力品種のリンゴ、「サンふじ」の出荷が30日から始まりました。
真っ赤に色づいた「サンふじ」。
「JAあづみ」管内ではおよそ600軒の農家がサンふじを生産しています。出荷初日の30日は6トンが持ち込まれ、検査員が大きさや傷がないかなどを確認していました。
「JAあづみ」によりますと、今年は夏の猛暑の影響で生育が心配されましたが、このところの寒暖差で色づきも良く、大きさや甘み、酸味のバランスがいいリンゴに仕上がったということです。出荷量は霜の被害があった去年よりおよそ1000トン多い2700トンを見込んでいます。
JAあづみ りんご部会佐原 茂 部会長
「(安曇野は)他の産地と比べて寒暖の差、非常に場所に恵まれている。糖度はのり、食感もとてもよく仕上がっていると思います」
30日出荷された「サンふじ」は県内をはじめ、東京や北九州の量販店などに並ぶということです。出荷は12月中旬まで続きます。