立憲と国民民主、幹事長ら会談 政策ごとの協議や政治改革の協力は合意
立憲民主党と国民民主党の幹事長らが会談し、政策ごとに協議していくことや政治改革では協力していくことで合意しました。中継です。
先の衆議院選挙で躍進し、与党過半数割れを実現した立憲民主党ですが、幹部の顔色はすぐれません。同じ野党の国民民主党が、与党との協力も否定せず、全面的には協力しない姿勢だからです。
立憲民主党の小川幹事長と国民民主党の榛葉幹事長らの会談は、2人に笑顔はなく、両党の関係を象徴するかのようでした。両党は政策ごとに協議していくことや、国会改革や政治改革の分野で協力していくことなどでは合意しました。
また、来週早々にも党首会談を行うことでも一致しました。
ただ、国民民主党は「自民党の補完勢力にはならない」と言いつつも、自民党との政策協議には前向きです。
野田代表は与党との協力も否定しない国民民主党をけん制しました。
立憲民主党・野田代表「おさえなきゃいけないのは(先の衆院選の結果は)自公政権に対してノーという民意だったと。それを踏まえて、どうやって各党が対応するのか、あるいは国会が対応するのかという基本を押さえながら、化学反応を起こしていかなければいけないのではないか」
野田代表は自民・公明が過半数割れになったことを踏まえ、厳しく対応すべきと主張しました。
立憲民主党は展望が開けない状況が続いています。