自民・国民の幹事長ら会談“政策協議”開始で合意
自民党と国民民主党の幹事長らが会談し、新たな経済対策をめぐる政策協議を始めることで合意しました。中継です。
自民党としては与党で過半数を失ったいま、安定した政権運営に向け、国民民主党の政策を取り入れる形で協力を取り付けたい考えです。
自民党と、野党の国民民主党の幹事長らの会談で、自民党は政調会長レベルでの政策協議の場を設けたい考えを伝えました。これに対し、国民民主党は「案件ごとに対応する」と強調しました。また、来月、党首会談を行うことで合意しました。
国民民主党・榛葉幹事長「我々案件ごとに対応を考えますと。各党と“等距離”で政策実現にあたるために、特別な会議体ではなくて案件ごとに対応するということを申し上げ、ご了解いただきました」
一方、総理大臣指名選挙について、国民民主党は1回目と決選投票で「玉木雄一郎」の名前を書く方針を説明しました。ある国民民主党の幹部は「事実上、石破総理の選出を容認するということだ」と話しています。
今後は国民民主が掲げる103万の壁撤廃など、個別政策を自民党がどこまで受け入れるかが焦点となります。
一方、公明党の石井代表は、代表を辞任すると表明しました。
公明党・石井代表「私としては代表の職を辞することを決めまして、先ほどの常任役員会で表明をさせていただいたところであります」
次の代表は、来月9日に党大会を開いて決定するということです。