自民・石破氏、引き続き“首相に選出”の公算大 国民・玉木代表、野田氏に投票しない方針
国民民主党の玉木代表が来月の特別国会での首相指名選挙で立憲民主党の野田代表には投票しない方針を表明しました。これにより、自民党の石破首相が引き続き首相に選ばれる公算が大きくなりました。
国民民主党 玉木代表
「我々はやっぱり国民民主党に期待してくれた民意に一番、沿う形で投票行動するということであれば1回目も2回目も玉木雄一郎と書くのが一番我々に託してくれた民意にかなうものだと」
さらに日本維新の会の藤田幹事長も首相指名選挙では立憲の野田代表の名前は書かず「馬場代表」の名前を書くと明言しました。
来月11日にも行われる見通しの特別国会で行われる首相指名選挙は自民党の石破首相と立憲民主党の野田代表との決選投票になる可能性が高いとみられています。
立憲の野田代表が勝つためには維新、国民の協力が不可欠な中、その見通しが立たなくなった事で結果、石破首相が選ばれる公算が大きくなりました。
自民党と国民民主党は31日、幹事長らが会談する予定で自民党は政策協議を呼びかける方針です。玉木氏としてはこうした政策協議を通じて国民が掲げた「103万円の壁」撤廃などを自民党側に受け入れさせ実現したい考えです。