30日午前、下高井郡野沢温泉村でバックカントリースキーをしていた50歳の男性が雪に埋まって動けなくなり、その後死亡が確認されました。

警察によりますと30日午前11時半前、野沢温泉村の国有林でバックカントリースキーをしていた東京都の50歳の男性会社員が「 雪に埋まって動けなくなった」と、一緒に滑っていた55歳の男性から警察に通報がありました。

50歳の男性会社員は通報から約4時間後に山岳遭難防止対策協会の隊員や警察によって助け出されましたが、死亡が確認されました。55歳の男性にけがはありませんでした。

2人は野沢温泉村にあるスキー場から管理区域の外に出て、バックカントリースキーをしていました。雪崩の情報は入っていませんが、午前11時の野沢温泉村の積雪は124センチで平年の1.9倍となっていました。