【特集】バブリーヒルズ?!「ヤッホー!」テンション高め 派手なウェアでゲレンデ滑走 「2人で50万円!!人生最高の一本」提供するスキー場も 春スキーはまだまだこれから!県内スキー場 個性を生かしてあの手この手でPR
今シーズンは雪不足に悩むこともなく、賑わいをみせているのが信州のスキー場です。春スキーはまだまだこれからですが、県内のスキー場はそれぞれ個性を打ち出しています!
ユニークな企画で盛り上げを図る信州のスキー場。
大北地域の中で、最も南に位置するゲレンデ、大町市の爺ヶ岳スキー場もその1つです。
積雪量のピークは、2月20日の220センチ。雪不足だった昨シーズンより130センチも多く、お正月の来場者数はなんと3倍!!3月に入っても、客足は好調だといいます。
そんなゲレンデに現れたのが…
バブリーヒルズ
「ヤッホー!」
派手なウェアでゲレンデを滑走するテンション高めの集団…。これは一体…?
「おったまげー!」
その名も「バブリーヒルズ青春滑走会」!
スキーバブルと呼ばれた1990年前後、その当時のウェアを着て楽しもう!というイベントです。
鮮やかな蛍光色に、今となっては動きづらそうな大きなジャケット。「目立つ」ことこそが当時のゲレンデファッションとして人気でした。しかし、イベント参加者のほとんどはバブルより後に生まれた若者たち。ウェアの入手先はというと…
参加者
「メルカリで買いました。ナウい感じがしていいですね」
ネットで調べ、この日のために作りこんできたといいます。
カメラマン(バブル世代)
「恥ずかしいですよね?」
女性
「恥ずかしくないです!振り切っちゃえば。」
カメラマン(バブル世代)
「僕は恥ずかしい…」
圧倒されるカメラマン。
一方、こちらは、ホンモノ!
スキースクールのベテラン講師たちは、35年前、実際に着ていたユニフォームを引っ張り出し当時にタイムスリップ。
スキースクールの講師は
「こんなの着ていたんだなって。デザイン優先で、いろいろなものが付いてますものね。がちゃがちゃと。ろくでもねえもんがね。」
ゲレンデのスキー客も、当時を懐かしんでいました。
松本市の親子
「僕ああいうの持っていました。昔。あの頃はあれが最先端だなと思っていた」
初めて目にしたという娘さんは…
松本市の親子
「今とは違う…」
Q.おとうさん着ていたって。
「え!?そうなの?初めて知った…。」
ゲレンデの注目の的となったこのイベント。企画したのは、3人の女性です。
“テクノカット真由美”こと藤森由美さん
「コロナ禍のときに盛り下がってしまった世間を盛り上げたいなって。最初はおふざけで始めたんですけど、だんだん同士が集まってきて。スキーを通して仲間が増えたり、冬ならではの遊びをみなさんに楽しんでもらえたらなと思って」
温暖化とともに年々、難しい運営を迫られているスキー場。“バブリー”が救世主になれるのか?今後の活動にも期待です!
※※人生最高の一本※※
ところ変わって山ノ内町。志賀高原の焼額山スキー場には驚きのサービスが…!?
その名も―「人生の最高の一本」。ホテルとスキー場が総力をあげて提供するプランです。
日が昇る前に圧雪車に乗って山頂へ。
おしゃれなテントで日の出を待ちながら日本一のバリスタが監修したコーヒーを味わったあと…、いよいよ、誰も滑っていない真っ白なコースへ。雪質が自慢のゲレンデを独り占めしてシュプールを描きます専属カメラマンによる撮影付きです。
このプラン、お値段はなんと…2人で50万円!!(※宿泊付き)
昨シーズンからはじめてこれまでに日本人客1組が最高の1本を堪能したそうです!
個性派ぞろいの信州のスキー場、今シーズンは春スキーもまだまだ楽しめそうです!