「急いで処理しようと」長野地検の50代男性職員が虚偽の内容を記載「減給3か月」の懲戒処分
長野地方検察庁に勤める50代の男性職員が刑事事件の略式手続きに関する書類の作成で虚偽の内容を記載したとして「減給3か月」の懲戒処分を受けました。男性職員は7日付で退職しています。
減給の懲戒処分を受けたのは長野地方検察庁で検察事務官を務める50代の男性職員です。
地検によりますと男性職員は去年12月、過失運転致傷事件の容疑者が、裁判を行わない略式手続きに同意したと電話で確認したかのように書類を作成したということです。
地検は男性職員を減給10分の13か月の懲戒処分としています。
調べに対し男性職員は「急いで処理しようとしていた」と事実を認め、本日付で依願退職しています。
また地検は次席検事を「注意」男性職員が所属していた支部長を「厳重注意」としています。
最終更新日:2025年3月7日 20:19